成人非外傷性心停止におけるアドレナリン静注の基本用量と投与間隔、および小児用量に関する医学的ガイドライン
心停止時のアドレナリン投与量(成人)
基本用量
- 用量: アドレナリン 1mg 静脈内または骨髄内投与
- 投与間隔: 3〜5分ごとに反復(ROSCが得られるか、蘇生中止判断まで)
- 濃度: 一般的なプレフィルドシリンジ製剤は 1mg/1mL(0.1%製剤)を使用
ガイドラインの位置づけ
- 日本版救急蘇生ガイドラインや ACLS アルゴリズムでも「1mg IV/IO を 3〜5 分ごと」が標準とされています
- VF/pVT(ショック適応リズム)でも、除細動と CPR を続けながら同様の用量・間隔で投与します
投与回数・総量についての考え方
- ガイドライン上、明確な総量上限は規定されておらず、蘇生継続中は 3〜5 分ごとに反復が基本です
- 実臨床では、アウトカムや蘇生時間を考慮したうえで、医師が総投与量や蘇生中止を判断します
小児・その他
- 小児の心停止では通常「0.01mg/kg IV/IO(最大 1mg)」が用いられます
- 気管内投与とする場合は、静脈量の 2〜2.5 倍を生理食塩液で希釈して投与する方法が記載されています