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肝臓 CT 4 phase とは

肝臓 CT 4 phase とは

概要

造影剤を使って肝臓を時間差で撮影する検査。病変の血流パターンを確認しやすくする方法。

4 つの時相

  • 単純相:造影剤を入れる前の画像(平らな画像)
  • 動脈相 (Arterial Phase):造影剤が肝動脈に強く入るタイミング
  • 門脈相 (Portal Venous Phase):門脈血流が優位になるタイミング
  • 平衡相/遅延相 (Equilibrium/Delayed Phase):造影剤が全体に広がって差が見えやすくなる後半の画像

臨床的意義

肝細胞癌などは、**動脈相で濃く見え、その後の相で抜ける(washout)**ことがあり、4 phase CT はこうした典型的な血流パターンの確認に役立ちます。病変の性質や広がり、手術や治療前の評価にも使われます。

3 phase との違い

3 phase CT は通常、単純相・動脈相・門脈相または平衡相の 3 回撮影です。4 phase はそこにもう 1 相加えて、より詳しく病変の血流変化を追う検査だと考えるとわかりやすいです。

肝臓の多相造影 CT では、こうした秒数で相を分けて病変の染まり方を比較します。動脈相では血流が豊富な病変が目立ちやすく、70 秒前後の相では門脈相の評価として、病変が周囲肝より暗く見えるか(washout)、造影剤が抜けるかを見ます。

Licensed under CC BY-NC-SA 4.0