EBウイルス IgG 陽性の意味と解釈
基本的な意味
- IgG 陽性 は、多くの場合「過去に EBV(エボラウイルスではなく EBウイルス)へ感染したことがある」ことを示す
- 成人では非常に一般的で、IgG 陽性だけでは急性の感染とは限りません
- EBV は一度感染すると体内に潜伏し、抗体は長く残ります
抗体組み合わせによる解釈
- VCA-IgG 陽性のみ → 既感染の可能性が高い(一次感染後は抗体が長期間持続)
- VCA-IgM も陽性 → 最近の初感染を疑う(IgM は急性期に出現し、数週間〜数ヶ月持続)
- EBNA 陽性 が一緒なら → 過去感染をより強く示す(核抗原抗体は一次感染後に出現)
- EA-IgG 高値 などがある場合 → 再活性化や活動性の評価に使われる
受診の目安
IgG 陽性だけなら、症状がなければ「昔かかったことがある」という意味で済むことも多いです。ただし、以下の場合は伝染性単核症などの評価が必要です:
- 発熱
- 強いだるさ(倦怠感)
- のどの痛み
- リンパ節の腫れ
- 肝機能異常
次に見る検査
結果を判断するには、単独の IgG ではなく以下を組み合わせます:
- VCA-IgM
- VCA-IgG
- EBNA
- 必要により EA-IgG
